Star Mirael

この地上のすべての魂へ—あなたは誰ですか?

Colorful nebula with electric lightning streaks in space

最近、なかなか刺激的な情報を耳にしました。

「2024年12月、ルシファーを含む闇の勢力は大幅な配置換え、あるいは事実上の退場を迎えたらしい」

もしこれが本当なら、世界最大規模の人事異動です。

会社で例えるなら、

「会長、社長、専務、常務、部長クラスが全員まとめて異動」

くらいの話です。

いや、それどころか、

「悪の株式会社・地獄ホールディングス解散のお知らせ」

に近いかもしれません。

そこで今回、

2026年6月5日16時の時刻を用い、旧暦ベースの梅花心易で

『サタンは現在も存在するのか?』

というテーマを占ってみました。


まずは卦を立てる

計算の結果、得られた本卦は

風水渙(ふうすいかん)

そして変化後の卦は

天水訟(てんすいしょう)

となりました。

最初に別解釈では「風天小畜」が出ていましたが、再検証したところ「天水訟」が妥当という結論に至りました。

占いの世界でも、たまには会計監査のような再計算が必要です。


風水渙が意味するもの

渙には

  • 解散
  • 分散
  • 離散
  • 解体

という意味があります。

簡単に言えば、

「集まっていたものがバラバラになる」

という卦です。

巨大な権力。

巨大な組織。

巨大な思想。

そうしたものが一極集中を失い、霧のように散っていく。

そんな象意があります。

もしサタンという存在を、

「世界を支配する巨大な悪の中枢」

として捉えるなら、

風水渙は非常に興味深い卦です。

少なくとも、

「悪の本社ビルが以前ほどの求心力を持っていない」

というニュアンスは感じられます。


四爻が語るもの

今回動いたのは四爻。

古典にはこうあります。

渙其群 元吉

その群れを散ず。大いに吉。

つまり、

「派閥解体」

です。

グループ解散。

組織再編。

縄張り崩壊。

まるで企業再編ニュースです。

もしこれを象徴的に読むなら、

「悪の軍団が一斉消滅した」

というより、

「従来の組織形態が維持できなくなった」

という方が近いのかもしれません。


ところが、その先に現れた卦が面白い

変化後に現れたのが

天水訟

です。

訟とは何か。

一言でいえば

論争

です。

争い。

裁判。

意見の衝突。

真偽を巡る対立。

つまり易はこう言っているように見えるのです。


「サタンがいるかどうか」で揉めている

今回の卦が本当に面白いのはここです。

易は、

「サタンはいます」

とも、

「サタンは消えました」

とも断定していません。

その代わり、

こう語っているように見えます。

お前たち、
その話で揉めているだろう?

です。

なんとも易らしい。

実に易らしい。

人間が

「いる!」

「いない!」

「終わった!」

「まだいる!」

「配置換えだ!」

「いや神学的にあり得ない!」

と大騒ぎしている様子を見ながら、

易は静かに

「今出ている卦は“訟”ですよ」

と言っているわけです。


キリスト教はどう考えるのか

伝統的なキリスト教、

特にカトリック、正教会、多くの福音派では、

サタンは現在も存在すると考えます。

終末論においても、

最後の審判以前に完全消滅したとは解釈しません。

そのため、

「2024年にルシファー退場」

という説は正統派神学から見れば受け入れられないものです。

一方で、

近年のスピリチュアル界隈では、

「古い支配構造の崩壊」

「闇の勢力の弱体化」

「周波数の上昇」

などが盛んに語られています。

まさに訟。

まさに論争です。


今回の易が示したもの

私個人の印象として、

今回の卦は

「悪が完全に消滅した」

というより、

「従来の悪のイメージが解体されつつある」

というメッセージに近く感じます。

そしてその結果、

人々は

「本当は何が起きているのか」

を巡って議論し始めている。

つまり、

サタンそのものよりも、

サタンをどう理解するか。

悪をどう理解するか。

その問いが前面に出てきているのです。


結論

今回の梅花心易は、

サタンの生死判定書を発行したわけではありません。

むしろ、

人類がその問題について激しく議論している現状を映し出したように見えます。

風水渙が語るのは解体。

天水訟が語るのは論争。

つまり今回の卦を一言で表現するなら、

「悪の本社は縮小したかもしれない。しかし、その後の会議室では大論争が始まっている」

そんなところでしょうか。

易は今日も相変わらず、

ストレートな答えより、

考えるべき問いを私たちに投げかけてくるようです。

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