キリスト教圏では昔から、
「占いはダメ」
「占星術は神に背く」
「異教的で危険」
…という空気感があります。
実際、旧約聖書には、
- 卜占
- 呪術
- 星占い
- 死者との交信
などを禁じる記述も存在します。
しかし、その一方で、
聖書には非常に不可解な存在が出てきます。
そう――
東方の三賢人(マギ)
です。
イエス・キリスト誕生を最初に察知したのは、
ユダヤ教の祭司でもなく、
ローマ皇帝でもなく、
なんと、
「星を読んでいた東方の賢者たち」
だった。
しかも彼らは、
「あの星を見たので来ました」
と言っている。
いや、
それ占星術やん!!
…と、多くの人が一度は思うはずです。
ということで今回のテーマ
今回、旧暦梅花心易で、
「神は本当に占星術を嫌っているのか?」
をガチで立卦してみました。
使用日時:
2026年5月28日13:16
梅花心易による立卦
計算式
2026年 → 午年 → 7
旧暦4月22日
未刻 → 8
上卦
(7+4+22)=3333÷8=余り1
→ 乾
下卦
(7+4+22+8)=4141÷8=余り1
→ 乾
動爻
41÷6=余り5
→ 五爻動
出た卦
本卦:乾為天
之卦:火天大有
……。
いや待て。
これ、
かなりヤバい卦です。
「乾為天」とは何か
乾為天は、
易の世界では“最強クラス”の卦。
象徴するものは、
- 天
- 宇宙法則
- 創造原理
- 神意
- 純粋秩序
- 超越知性
です。
つまり今回、
卦が最初に示したのは、
「占星術が邪悪かどうか」
ではなく、
「宇宙そのものの法則」
だった。
ここが非常に重要。
つまり今回の卦はこう言っている
結論から言うと、
今回の卦では、
「星を見ること自体」は否定されていない。
むしろ逆。
乾為天は、
「天体運行も神の法則の一部」
というニュアンスが極めて強い。
考えてみれば当然です。
- 月が潮汐を動かす
- 太陽が生物リズムを支配する
- 季節で精神状態も変わる
- 重力で人体も影響を受ける
ならば、
「惑星配置が生命に影響する」
という思想が完全荒唐無稽とも言い切れない。
実際、
ヴェーダ占星術の異様な的中率を体験した人は少なくないはずです。
ではなぜ宗教は占星術を嫌うのか
ここが今回最大のポイント。
今回の五爻動。
乾為天五爻には、
「飛龍天に在り」
という象意があります。
これは簡単に言うと、
「人が天の力を扱う危険性」
を意味します。
つまり今回の卦が警告しているのは、
「星を読むな」
ではなく、
「星に支配されるな」
なんです。
ここ、
めちゃくちゃ深い。
占星術が危険化する瞬間
例えば、
- 「土星期だから俺は不幸確定」
- 「この配置だから人生終了」
- 「運命は固定されている」
こうなると、
“神”より“星”が上になってしまう。
これを、
宗教は本能的に警戒している。
今回の卦ではそう出ています。
そして東方の三賢人問題
今回かなり面白かったのがここ。
聖書そのものが、
「星を読み、救世主を発見した者」
を肯定的に描いている。
つまり、
聖書は占星術を100%否定していない。
ここが最大のポイントです。
問題なのは、
「星を読むこと」
ではなく、
「星を絶対神化すること」
なのです。
最終的に今回の卦が示したもの
乾為天 → 火天大有。
大有は、
- 大いなる光
- 真の豊かさ
- 天の恩寵
- 正しい管理
を意味します。
つまり今回の結論は、
「占星術は宇宙法則を読む技術」
ただし、
「人間を縛る絶対神ではない」
という非常に絶妙な中間回答でした。
個人的に今回かなり印象的だった点
今回の卦、
宗教論争を超えていました。
むしろ、
「宇宙法則と人格神はどう繋がっているのか」
という、
かなり根源的テーマに触れている。
そして卦は最後にこう言っているように見えます。
星は神ではない。
だが、
神の法則の痕跡は星に刻まれている。
これは、
宗教と占星術の関係について、
かなり本質的な一言かもしれません。

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